身辺雑記

子連れアメリカ生活4年目(一女一男)。日本語の衰えが激しい。思いつくままに書き綴る身辺雑記。

アメリカで出会ったOSUSHIの話

食の現地化というのはどこにでもある話で、日本にも世界中からの料理が伝わって日本流に変えられて楽しまれている。カレー、ラーメン、など日本独自の発展を遂げたものも多い。

さて、アメリカでのお寿司の話だ。アメリカでは生魚を食べる習慣は基本的に根付いていない。また新鮮な魚が手に入る地域も限られている。自然とお寿司というとアボカドを中心としたアメリカで食べられていて、お米とも相性のいい食材を、マヨネーズなどとともに巻いたもの、となる。

まぁそれはいいんだ。それはそれでおいしいものはおいしいからいいんだ。今回は、Japaneseと看板に掲げてあったから期待して寿司を食べたら、とんだOSUSHIがでてきたっていう話。

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我が家ではこれを「パンパンおデブ」状態と呼ぶ。命名は祖母。うちのおばあちゃんが元気だったときにはよく餃子をつくってくれたのだが、それがもうはちきれんばかりに中身がつまっていて、それを「パンパンおデブ餃子」と呼んでいたのだ。しかしね、寿司にパンパンおデブは求めていないのだが。うっすいネタにぎっちりとこれでもかとしゃりを握っている。何より悪いのが、これがビュッフェスタイルだっていうことだ。もうネタを消費しないための策略以外ではなく、バランスが非常に悪かった。おいしいお寿司を提供する気は全く無いことが窺い知れる。

ってここのお店ホームページにはJapanese restaurantってあったけど、よくメニュー見たら、Chinese Lanch Specialとかあるし、看板はAsian Cuisineってあるよ。こりゃだめだ。個人的には中華料理はどこでも大外れしないから好きだし、韓国料理は好きだ。だけど、アジア料理って名乗っている店の日本料理はまぁまず日本料理としてはおすすめできない。日本人がつくるなら、日本料理で勝負するからね。

結論。海外で寿司を食べるときには、日本料理専門店で。