【旅行記】カナダ東海岸⑥ケベックシティへ
カナダ旅行6日目。
ゆっくり起きる。記録では10時前に道を調べ始め、駐車場、レストランと調べていったようだ。全部で30分くらい。
道とレストランはグーグルマップ、駐車場は別の専門サイト。
道は、時間がある時は主要な交差点をメモにして書き出す。一手間あるが情報が簡略化されて使いやすい。
レストラン:予定がはっきり決まっているわけではないので、町の中の違うエリアのレストランをいくつかピックアップしておく。値段帯と雰囲気とを見て。
駐車場はこちらのサイトを使いました。城壁内の中心地の市役所のパーキングにとめることにする。
Find Parking, Car Parks, Street Parking, Private Garages - Book Parking
さて、ドライブ。天気は昨日の雨とは打って変わって快晴。非常に見通しの良い道路と相まって気持ちのよいドライブ。普段は高速を運転しないうちの人もハンドルを握る。その後は父も。自分のiPadを取り出してきてユーミンの中央フリーウェイをかけながらご機嫌。
運転を続けケベック州に入ると、看板の表記がフランス語のみになった。音が頭に入らないので一瞬戸惑うが、基本的に運転の仕方までは変わらないので問題ないし、出口には必ず数字が書いてあるので大丈夫。やがて道はセントローレンス川沿いにたどり着き、川沿いのまっすぐな道を走っていく。ケベックの文字が看板に。川を渡ってケベックシティのある対岸に。
ケベックシティ郊外は道も複雑でなく道路も広いので割りと運転はしやすかった。シティの中は狭い道路に歩行者もたくさんいて、一方通行もあるので多少注意しなければならないが、東京都内を運転できれば特に問題はない程度の道だった。
さて、今回もAir B&Bで宿泊場所を決めた。どうやら半ビジネス的にやっている人も多いらしく、今回はアパートの3ベッドルームの部屋を借りることができた。1泊平均70ドルの宿泊費に加えて清掃料とサービス料で3泊合計266ドル。システムとして清掃料金は泊数に関わらず一律に課されるものなので連泊したほうが得になる。ここは子ども用のおもちゃや食器まで置いてあって随分と整ったところだった。
大人3人子ども2人の旅で、きちんと切り離された空間を確保できることはすごく大事だし、キッチンがあって簡単な調理ができることも欠かせないことなので、私たちのニーズに非常によく合致した場所だった。下のは後日撮った入り口の写真。急な外階段だった。モントリオールもこの形式だったのでわりとメジャーなようだ。
ただ、駐車場はストリートだったので少しドキドキした。家主さんはストリートでオッケーよって言ってるけど、場所によっては下の写真のような標識があって、明らかに違反ではあるという。(フランス語で書いてあるのでぱっと見分かりにくかったが、上の方は平日は9-12時と13時半-17時までは一時間までOK→つまり夜はいいけど昼間駐めっぱなしはダメ。下の方は夜は駐車禁止。)通りをよく見ると、何もないところもあったので、多分そこならOKだろうということで、駐める。結果的に特にトラブルにはならなかったので結果オーライ。
さて、無事に泊まる場所を確定させて場所を覚えたので、市街地に繰り出すことにした。宿泊場所からケベックシティの城壁内までは車で10-15分程度。時計は16時。夏のカナダは日が長いので、しばらくは大丈夫そう。
特に問題なく市役所に車を駐める。
ケベックシティ城壁内はヨーロッパの小都市のような作りだった。
市役所(写真は翌日撮ったもの)
Ville de Québec - Site officiel de la Ville de Québec
フェアモント・ル・シャトー・フロンテナック:中心部付近の高台にあるホテル。
Best Luxury Hotel in Old Quebec City - Fairmont Le Château Frontenac
Monument Samuel-De Champlainから臨むセントローレンス川。ちょうどフェリーが見える。
大砲のある公園。
Fortifications of Québec National Historic Site
これらの場所は市役所から徒歩5分圏内に固まっている。そもそも、ケベックシティは城壁に囲まれた範囲が昔ながらの風情を残す観光スポットの固まっている地区なので、歩いての観光に向いた都市だと言える。
小じんまりとした、小洒落た街。ケベックシティについて詳しくは以下の観光局のサイトを参照のこと。
夕飯はMattoという首折り坂を降りたところにあったイタリアンのお店。
実際行ってみると子連れで行きやすいところではなかったが、幸い入口近くにあるコーナーの席に並びなしで案内してもらえたので助かった。店内は着飾った人も多く、普段着の私たちでは場違い感がある場所だったが、空間が離れていたのでそういうものも特段感じずに済んだ。接客も感じ良かった。しばらく教師として働いていてこれから大学院に行くという方が気持ちのよい接客をしてくれた。
料理はものすごくおいしかった。シンプルなトマトのスパゲティだったが、これほどのものは滅多にお目にかかれない、ぷりっとした食感と深い味わいが印象的だった。ピザもおいしい、パンもおいしい。文句なし。
食事を終えると8時半頃。日が沈みかけで暗くなり始めていたがまだ暗くはない。観光客にとっては日が長いのはありがたい。
さっと車まで戻って帰途につく。戻ってから近くのスーパーへ。軽く野菜と果物、ソーセージなどを買う。
翌日は旅の間唯一の日曜日。夜はさっさと寝ることにする。第六日目。