身辺雑記

子連れアメリカ生活4年目(一女一男)。日本語の衰えが激しい。思いつくままに書き綴る身辺雑記。

【旅行記】カナダ東海岸⑤プリンスエドワード島最終日、ケベックシティへ向けて移動

だんだんと疲れが出てくる5日目。

 

 

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今回のメインだったプリンスエドワード島もついに最終日。ケベックシティに向けてずいずいっと移動。目的地はカナダ、ニューブランズウィック州ウッドストックという街。スヌーピーかよ、と中途半端なツッコミを入れながら、適当に探したモーテルに泊まつ予定。ちなみにプリンスエドワード島はそれだけで一つの州を構成している。Googleでの移動時間は4時間ちょっと。途中で給油とトイレ休憩などを考えると、移動に必要な時間は5時間弱というところ。

 

さて、天気は雨。移動日に雨は運転しにくくて好きじゃないけどしょうがない。5月だけれどけっこう冷え込む。プリンスエドワード島の最後にケンジントン、サマーサイドなどを周ることに。

朝はゆっくりと寝て、もう一度グリーンゲイブルズへ。ゆっくりと細かいところを見て回る。前日娘に買ってあげた赤毛のアンの人形の足が取れてしまったので交換も。

その後、前日行って大変気に入ったBlue Mussel Cafeへも、もう一度。開店時間すぎに、早めのお昼。それなりに混み合っている。

アボンリービレッジ、モンゴメリーの生家、ケンジントン駅、モンゴメリーが一時期教えた学校、住み込み時代に恋に落ちた農夫の家、サマーサイドの塔のある家などを見ました。1日ツアーなどでは組み込まれることが少ない、少し離れた地域を見て回った。

モンゴメリーの生家はニューロンドンにある。道沿い、交差点にあるのですぐに分かるはずだ。当時使っていたキッチン道具や、モンゴメリーが自分で繕ったというウェディングドレス、日本のアニメの切手などが展示されていた。

LM Montgomery Birthplace | New London, PE

 

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プリンスエドワード島ではすでに鉄道は運行していないが、ケンジントンの駅舎は取り壊されずに残っている。モンゴメリーが使っていた駅。雨の中駅舎を歩く。英語、仏語、日本語という挨拶文が、日本人観光客の多さをうかがわせる。

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サマーサイドSummersideの町の特徴的な形のお家。

その後モンゴメリーがかつて教鞭をとったというLower Bedequeを見に行ったが、その帰りにモンゴメリーロードMontgomery Roadという赤土の道になんとなく入ってしまったのが間違いだった。雨が降る中の未舗装の道は想像以上にぬかるみ、もう少しでタイヤが取られて動けなくなるところだった。スピードを落としすぎないように、でこぼこのぐちゃぐちゃの道を往く最中は恐怖でいっぱいだった。畑のど真ん中。車通りも少なそうな道。なんとか大きな水たまりを越えて坂道を一気に登って難を逃れる。肝が冷えた。

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けっこうボリュームのある観光をしたため、時間が押してしまったが、今日は移動して寝るだけなので気は楽だ。コンフェデレーション橋でお金を払ってプリンスエドワード島とはお別れ。

ちなみに、ここまで現金を使う機会は一度もなかった。この度で現金が必要になったのはモントリオールノートルダム大聖堂に入る時だけだった。そこでは、レートは悪いものの、米ドルを受け取っていたので、結局この旅行期間中カナダドルを触る機会はなかった。

閑話休題。旅は続く。この日はこの旅で父が初めての運転。長時間運転が続く私を気遣ってくれてのことだったが、人にハンドルを渡すほうがかえって疲れる。基本的に交通量の少ない道の運転であるし、トランスカナダハイウェイは道の見通しが非常に良い。カーブしているところも非常にゆるい。下の写真は翌日撮影したもの。お分かりいただけるだろうか、この運転のしやすさ。

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この日の行程の70%程度の位置にあるFrederictonという町でレストランを探しておいた。なるべくチェーンではなく、Local ownedつまり地元のものを無理のない範囲で探す、というのが基本的な哲学であるし、とにかくうちの家系は食べることが好きなので、ちょっと高速の道をそれ時間が余計にかかることくらいはなんてことのないことだ。

The Schnitzel Parlour - Home

今回寄ったレストラン。ドイツ系。シュニッツェルというカツレツのようなものがメイン。とても小じんまりとした、でもとってもかわいい店構えのレストラン。地元にあったら年一二で訪問したい。食べやすい味。店主は愛想のいい方で、最後には笑顔で写真をとった。

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食後、1時間ほど暗闇の中車を走らせる。知らない道、雨、高速、これが一番神経に響く、が幸い無事にモーテルに着く。

就寝。第五日目。