身辺雑記

子連れアメリカ生活4年目(一女一男)。日本語の衰えが激しい。思いつくままに書き綴る身辺雑記。

Blue Mussels/貝が好き

日本を離れて暮らしている時によく質問されることの一つに、何が恋しくなるか、ということがある。私が挙げるのは、家族、友達、そして食べ物。テクノロジーのおかげで簡単なコミュニケーションを取ることは非常に手軽になったが、実際に会うのとはやはり違うので、時々会って話したくなることもある。食べ物も、出汁をとって醤油や味噌で味付けすれば、ある程度日本的な料理になるが、それでも補いきれない部分は多く、お刺身とか天ぷらとかラーメンとか、食べたくなる時はよくある。

それでも、その土地でしか食べられないものや、その地域だから安く食べられるおいしいものもたくさんあるわけで。例えば肉類は圧倒的にアメリカが安い。ステーキ万歳。乳製品もアメリカは割安だ。うちの娘の好物はヨーグルトの蜂蜜がけ。そして、Blue Mussels。ムラサキイガイとかムール貝とか訳すようだが、これがとにかくおいしい。シンプルにニンニクとワインで調理したものをパクっと食べると口いっぱいに広がる旨味。茹で汁をさっと貝殻ですくって一緒に食べる。至福。

最初に食べたのは、カナダに旅行に行った時、赤毛のアンの島、プリンスエドワード島/Prince Edward Islandに行った時だった。その名もズバリのレストランで、Musselsを注文した。深い旨味に圧倒されて翌日再訪したほどだった。写真を撮ることも忘れぱくぱくと食べ続けてしまった。

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そして地元に戻ってきてからも、機会を見つけてはMussels食べている。近所のレストランではテイクアウトをすることができるので、MusselsとClam Chowderを注文して、公園で海を眺めながら食べる。子どもはあまり貝を好んで食べないので、大人だけで食べる。もう幸せ。この写真の倍の量が入っていて12ドル。たらふく食べられる。

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ただ、アメリカ人の友だちは貝の食感があまり好きではないという、と言うかアメリカ人に限らず、シーフード全般をあまり食べる習慣がない人もいる。日本ほど国全体が海に接していて調理のバリエーションが存在し、かつ様々に異なる種類の魚介類が手に入る地域というのは世界に類を見ないことを実感する。もちろんMusselsを始めとして日本では割高だったり手に入りにくいおいしい魚介類の料理はあるが。

生の貝の握りと、生のタコの握りが食べたくなってきた。あと、烏賊のバター焼きと。

つぶやき雑記にお付き合いありがとうございました。また次回。