身辺雑記

子連れアメリカ生活4年目(一女一男)。日本語の衰えが激しい。思いつくままに書き綴る身辺雑記。

停電の時は

この年末年始はとにかく寒い。連日気温が-20℃近くまで冷え込んでいる。今日は-5℃くらいだったのだが、それが「温かい」と感じるほどだった。ニューイングランドに長く住んでるとそうなるらしい、カルフォルニア出身の友だちがつぶやいていた。

我が家の暖房は引き続き芳しくない。もう毎年のことなので半ば諦めているが。とりあえずスペースヒーターで凌ぐことにしている。ベッドルームに一つ、リビングとキッチン併せて一つ。加湿器の代わりにヒーターの近くに濡れたタオルを干して湿気を確保。

明日はストームが来るそうだ。1foot弱、つまり30cm弱の降雪が見込まれている。どこも閉まるので家にいるであろうことはほぼ確定なのだが、問題は電気が止まるかどうか。これがまたしょっちゅう止まるのだ。ちょっとした風や雪でしょっちゅう停電する。なぜ一箇所の電線が切れただけでそんなにも広範囲に影響が出てしまうようにしか電線を巡らせてないのか、と思うがここはアメリカだ。人の数に対して土地が広すぎるのだとー割り合い好意的にー理解している。この広大な土地にインフラを整備するのは並大抵の努力ではないだろうことを思う。アメリカのキッチンではガスではなく電気で動くコイルが一般的なこともこのインフラ整備の大変さと関連していると思う。ガスまで行き巡らせるなんてとてもじゃないけど考えられない、のではないかと。停電の話に戻すが、我が家はスマホではなくWifi+ラップトップ/タブレットでインターネットを使っているので停電になると外部とのコンタクトがなくなってしまう。陸の孤島だ。情報遮断だ。まぁ集合住宅に住んでいるので、本当に不安な時は近所の人に聞けばなんとでもなるから大した不安はないのだが。停電になるとすることがないし、暗いと子どもも怖がる。しょうがないから登山用のヘッドライトをつかって光を点けて、あとは布団にくるまっておしゃべりだ。今年は電気で動くスペースヒーターに暖房を依存しているので、停電が長引くと困るが、果たして。停電になって良いことの一つは、家族と何をするでもなく時間をのんびり過ごせること、あとは星がきれいに見えること。

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ちなみに、年末に注文した新しいラップトップが明日届く予定だったのだが、それはお預けとなりそうだ。こればっかりは仕方ない。諦めて待とう。