身辺雑記

子連れアメリカ生活4年目(一女一男)。日本語の衰えが激しい。思いつくままに書き綴る身辺雑記。

映画【ララランド】感想

今週は映画ラッシュの我が家。去年話題になっていたララランドを鑑賞。ジャズピアニストと女優の話。夢と目の前の選択肢、葛藤と希望を歌とダンスを交えて幻想的なトーンで送る。

舞台はLA

渋滞、グリフィス天文台、人であふれるパーティーとか、LA(ロサンジェルス)らしいものがたくさん出てくる。主人公のMiaの故郷は隣のネバダ。もっと土地勘があったら、映画もよくわかって楽しいのかな。

何と言っても音楽とダンス

見どころは何と言ってもジャズを含めた音楽とダンス。随所で主人公たちの歌とダンスが繰り広げられる。見てると踊りだしたくなる、で結局上手には踊れなくてすぐやめる。笑 うちの娘も見た後に歌って踊っていた。楽しそう。

 

ただ、、

全体的にさらっとしている。そう、カラッと晴れた秋のLAの空気のようだ。軽快な耳に残る音楽と、カラフルなそして時に幻想的な映像。全体的な流れの進め方も、最後のエピソードでさらっ5年後に飛ぶところも。コーヒー頼んですっと出てくるところとか、ビビッドな対比でとても印象的な描き方だけれども。ただ、個人的には、全体的にさらっとし過ぎているように思った。楽しげではあるが、それだけ、と言えるかもしれない。それも含めてLAという都市/土地、ハリウッド文化をまさに体現したような映画なのかもしれない。さらっと見られる映画としておすすめ。映画かくあるべしとか、映画文化がウンタラカンタラ言う人のウケはよくないかも。